【声優を目指す】声優志望が絶対に知っていて欲しい事、声優養成所や事務所の話【声優になる方法】

未分類

 昨今、声優志望者は爆発的に急上昇し人気の職業ランキングでも非常に高い位置をキープしている。潜在的な所までいくともっと増えるのではないだろうか。

 ただ、よく考えて欲しい。声優ってどうやってなるのでしょうか?仕事はどうやって得るのでしょうか?良く解らないまま漠然と、アニメキャラクターに声を当てたりする仕事だと思ってませんか?そんな声優になりたいあなたに、今一度しっかり現実を知って貰う為、そのうえでどうするか将来をちゃんと考えるきっかけになったら幸いです。

1.声優は夢を売るが、声優は夢の無い仕事

 声優はキラキラしている。カッコいいし憧れる。みんなに夢を与えるのがエンタメに関わる職業の宿命であり本望だと思っています。けれど、それを目指す声優もなった声優もあまり夢のある環境ではないという事を知ってください。

 どういう事かというと、まず声優は仕事になりません。絶対的に技術職で専門的な知識も日々の訓練も必要ですが、ありていに言うとお金になりません。生活が出来ません。

 よく好きなことを仕事にしているんだから、収入は少なくても…という考えは良く聞きますが、そもそも声優は仕事として考えられるほど収入を得る事が新人にはまず無理です。

 一日拘束で3000円∼5000円。ゲームやナレーションになったらもう少し良くなっていきますが、そもそもその仕事を一つ得るために数多くの人たちとオーディションで競い合い、また他の仕事もまたオーディション…一つ仕事を得ても次があるか解らない状況。安定収入とは程遠く、常に無収入と隣り合わせの環境なんです。

 逆に、そこまでいければまだマシというのが現実。そもそも、事務所に所属しても、その収入を得るためのオーディションにすら出して貰えない人が殆どになります。

 そして、声優志望者がこれだけ多くなると、声優養成所ビジネスというのが今とても儲かる商売として萬栄しています。大手の事務所でもこれを行っているのが現状です。

 声優志望者を集めてレッスン料を取る。単純ですが、とても効率が良い。今や学校の学科でも声優科があったりしますが、これはほとんど声優志望者を狙ったビジネス。ただのカモにされているだけです。その中で、人気が出そうな人、上手な人だけ声をかけていく、特に何をするでもなくふるいにかけていくシステム。それが養成所です。これを理解していないとまず、ここで搾取されるだけで、「いつか私も声優に…」なんて考えてるだけで終わってしまいます。

 簡単に言うと、養成所に入った所でお金だけ払って終わる人がほとんど。事務所に所属してもオーディションや現場に出して貰えない人がほとんどで、仕事が取れるようになって初めて、全然収入にならない、仕事にならないの最初の問題に差し当たるのです。

 むしろ、ワークショップ費を払い続けてマイナスの方が全然大きいと思います。お小遣いにもならないですよ。

 ⇒「声優志望者は専門学校にも養成所にも行くな!」音響監督・長崎行男と福原慶匡Pが明かす、声優業界のいま【インタビュー】

2.人並みの幸せを諦められるか

 それでも、どうしても諦められない。目指してみたいんだ!という方に、声優になる方法を教えます。いくつか目指す上での現実的な戦い方を紹介していきます。

  •  仕事を持つ

 まずは、これを兎に角、忘れないでください。

 ”仕事を持つ”これが非常にシビアな現実的な問題です。ほとんどの場合、バイトをしながら養成所や事務所に通い演技を学んでいると思いますが、必ず軌道修正できるだけの仕事を持っていないと人生終了ルート直行です。一生、世間から負け組の可哀そうな人と憐れみを向けられます

 声優を目指す、やっていると。急にオーディションが入ったり、現場に呼ばれる事があったりします。そこで急に休んだりシフトの調整を考えると正社員は無理だと思いバイトを選んでいる人がほとんどだと思います。

 勿論その通りです。声優を優先するならそういった時間の使い方になると思います。ただ目指している間はいいんです。やる気がある間、元気な間はそれでもかまいませんが…じゃあ、諦めようとなった時。無理だった時どうするんですか?大器晩成の方もいるかもしれませんが、60歳になってようやく人気が出始めるかもしれません。ただ、それまでどう”生きる”んですか?生活していきますか?老後になって本業としてブレイクして、それでも幸せですか?ちゃんと考えてみて下さい。最悪の場合それでもまだ養成所止まりだったら…?

 声優を目指す以上。『人並みの幸せを手放さないといけない。』これを理解し、常にそんなことを考えていたら芝居どころではありません。ので、仕事をしながら続ける方法。声優を諦めたり、別の事を目指すときに切り替えられる環境。を必ず作っておいてください。

 じゃないと、永遠にフリーターで生涯を終えるかもしれません。統計的に考えて、男性は結婚相手の女性がバイトだろうが気にしないですが、女性は男性がフリーターだと相手にしません。
まず結婚は難しいでしょうね。

 ただ、女性の方が家族の理解があれば実家に居ながら金銭面敵に挑戦しやすく、結婚も視野に考えられるし、バイトでも周囲の目が痛くなりづらいですが、年を取るほど不利です。圧倒的に若い子の方が有利で、確実に重宝されます。けれど、いっそかなり低い声だったり、年のいったおばさんだと、志望者がかなり少ないので需要は得やすいです。

 男性は特に、一人暮らしが多く、フリーターとなると金銭的にも精神的にも相当な負荷がかかります。周囲の理解が得られなかったらかなり孤独です。年齢がいけばいくほど、将来は狭くなります。ただ、男性の方が比較的、年齢に左右されず戦えます。中年からブレイクの可能性もありますが、実力があればの話ですし、それでも死にたくなる日々は多々あると思います。

 そこで一つアドバイス。厳しい事を言うようですが、手に職をつけるのをオススメします。飲食店のアルバイトでホールやコンビニ、カラオケ、スーパーのレジ打ちは誰でも出来る職業です。他の職種にキャリアチェンジするのは門前払いされ、かなり難しくなります。
 なので、事務にしても Word(ワード)とExcel(エクセル) 、PowerPointが使える。飲食にしても、パティシエやバリスタとして専門の技術や知識がある。など、必ず他の何か仕事にちゃんと繋がる仕事や技術は身に付けておいてください。

 そんな余裕も自信もなければ、てっとり早いのは貯金です。数百万貯めて、真剣に向き合って残高が無くなったら辞めるとかがいいんじゃないでしょうか?



3.声優になる方法

 それでは、ここでようやく声優になる方法へ入りましょう。ここまで理解した上で、それでも足を踏み入れる覚悟があるなら、ようやく目指していいと思います。

  • 日々、努力
  • 良い人間になる

 声優になる方法はたったこの二つです。いやいや、そんな事だけ?と思うかもしれませんが、本当にこれだけです。そして、これが理解出来てない人が半分以上です。これを抑えるだけで声優を目指している人の中でも一つ抜きん出る事が出来ます。

 『日々、努力』
 当たり前ですが、前述の通り、養成所は教えてくれる場所では有りません。自分から学ぼう、盗もうという姿勢で取り組まない限り何も解らないまま、得られないまま置いて行かれるだけです。育てようなんて意識は養成所や事務所側には全くありません。常に品定めしているだけです。

 なので、レッスンやワークショップはいくらでも失敗していいオーディションの場。と考えて下さい。自分からどんどん手を挙げてチャレンジし、めげずに諦めずに恥ずかしい思いをいっぱいして下さい。やらなきゃ出来るようになりません。やらなきゃ覚えて貰えません。やらなきゃ成長しません。

 そしてレッスンの外。これがとても大事です。レッスンで本気に取り組むのは当たり前です、恥ずかしがって見てるだけは論外ですが、レッスン以外の時間をどう過ごしていますか?毎日、発声やってますか?筋トレしてますか?作品を観て研究してますか?…やってないんですよ。

 働いていたら時間がとれないのは大前提です。でも、やってる人だけが前に進みます。いきなり成長はしないんです。悔しくても続けて続けて、そうしてようやく少し変化していくんです。滑舌なんて悪かったら絶対に使って貰えません。音の出ない箇所のある楽器は不良品です。商品になりません。最低限の技術と身体作りは絶対に怠らず訓練して下さい。
 ただ、センスや感覚の問題は急にあぁ、こういう事なのか!と理解できる事が有ります。だから、日々ああでもないこうでもない…という試行錯誤を繰り返している内に、ひらめきがあるんです。

 芝居は頭が良いか耳が良くないと出来ません。どっちかが悪くても、片方でカバーし理解する事は可能ですが、馬鹿で音痴には出来ない職業です。耳で聞いて正しい音を理解するか、読解力を持って正しいセリフを組み立てられないと話になりません。

 『良い人間になる』
 そして、ここが見落とされがちです。演技が天才的に良ければプライベートがどんなにクズな人間であろうと使って貰えるかもしれませんが、毎回、一緒に仕事をするメンバーが変わってくるかもしれない環境で、嫌な奴は呼ばれなくなります。当たり前ですよね。

 そして、あなたの代わりはいくらでもいます。レギュラーを取るようになっても、急に仕事が無くなることも大いにあります。どんな切っ掛けでそうなるか解りません。危機感を常に持ちましょう。
 
 感情という、とても繊細な表現をする技術職が声優・俳優です。人の気持ちを理解したり察せるようにならないとチームとしていい作品は作り上げられません。独りよがりはNGです。声真似やネット声優をやっている人はこれになりがちです。申し訳ありませんが、ちゃんと芝居を一から勉強しましょう。この業界では嫌われている存在というかグレーな存在なので、もし事務所に所属するとなったり現場に行くことになったら絶対に言わない方が良いです。独りで喋っているだけなので、会話になっていないことが多いです。声真似主の場合は演技ではなく、声が似ているかだけで評価されているので勘違いしがちです。ただ、物真似が得意というのは長所で利点なので、武器にはなります。しっかり台本の読み方やマイクワーク、発声は最低限どこかで身に付けましょう。

さて、話は戻りますが、良い友人はいますか?協力してくれる人、応援してくれる人、家族の理解。これらはあなたの日ごろの行いで変わってきます。職場で急に休んだりする時だって、あなたが日々信頼されていなければ、仕事も頑張る事が出来ていなかったらすぐクビになります。

 そもそも、ファンが付くような人。また一緒に仕事したいと思われる人。に貴方がなれない限り、オーディションに残る事はありません。自分に魅力があるかどうか考えてみて下さい。

 良い所が多ければ多いほど武器になるんです。日常から変えていきましょう。どうして声優を目指しているんですか?人を思いやる事が出来ないと役者にはなれません。エンタメは人を楽しませる、夢を見せる、感動させる仕事です。自分が日常に感動できる人でないと無理です。日常を急に変えられない、性格もなかなか変わらない、ならばせめて芝居を学んでいる間、現場にいる間は良い人になれるよう頑張ってください。

周りの人間を変えるより、自分が変わった方が圧倒的に速いです。

鈴村健一「業界の底上げをしたい」 声優事務所を経営するトップランナーが語る現状と課題

4.声優としてどう攻めていくか

 上記の事を全て、クリアしたとして、声優になるには?
 簡潔に述べます。

 ・81プロデュースなどが大々的にやっている大手オーディションで最優秀賞などを取る。これは、どうあっても最初は事務所がピックアップして売り出してくれるので、メディアに出ていけるのでこのチャンスを使って現場に出ながら学べます。

 ・弱小事務所、小さい事務所に入って社長やプロデューサーに覚えて貰う。信頼関係を築き上げつつ、しっかり実力をつけてコツコツ小さい仕事を回して貰えるように、こなせるようになる。大手は一人のマネージャーで30∼50人ほど見ています。いい仕事をしようともまず、事務所の人に覚えて貰うのがほぼ難しいのです。

 ・一般的な声優を諦めてネット声優、同人声優として頑張る。ツイッターやインスタ等のフォロワーが多くする事が出来れば、芝居が下手でも仕事を取れます。女性でエロをやればもっと確率が上がります。顔を出せばもっと確率が上がります。ネットでファンを獲得できるなら、youtuberなどで活動するのも良いでしょう。

 現状、この三パターンしかないと思います。ただ、弱小事務所で人気が出て移籍などは可能ですが、ネット声優、同人声優として大々的に活動してしまうと、声優事務所に所属して活動するのはほぼ無理…とまでは言いませんが、確実に不利になる(印象が悪い上にちゃんとした芝居を学びなおさないといけない)ので、注意してください。ただ一番簡単なのは、ネット声優です。セリフ何文字でいくら。など、セリフ数などで収入を得る事も出来るので、おこづかい稼ぎにもなります。

 皆様、一度きりの人生。悔いの無きよう。

⇒ 職業としての“声優”と業界の変遷–古川登志夫さん榎本温子さんらが明かす本音



⇒ 【旅行】大洗町のおすすめカフェ7選!穴場スポットも【口コミ】

コメント

タイトルとURLをコピーしました